アウトプット中心の勉強法 [勉強法]


何かのジャンルの勉強をこれから始めようという時、基礎知識が無いと話にならないので、まずは基礎的事項を理解して記憶することが勉強のメインとなります。これはインプット中心の勉強法と言ってよいでしょう。


しかし、ある程度の基礎知識が身についたら、その知識を深く定着させたり応用力をつけたりするために、頭のなかにある知識を外に出す作業を行わなければなりません。


たとえば、問題を解いたり、ノートにまとめたり、人に教えてみたりするのは、いずれも外に出す作業です。これらはアウトプット中心の勉強法です。


受験勉強では、最初インプット中心に進めて、その後はアウトプット中心の勉強法に移行するのが一般的です。


アウトプット作業として問題演習しかしていないという人もいるようですが、実は人に教えるのがとても有効です。人に教えるつもりで内容を整理しようとすることや、想定外の質問を受けることで勉強になるのです。


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単純ミスを無くす試験対策 [勉強法]


単純ミスは試験に落ちる致命的な原因となることもあります。たとえ“致命的”とまではいかなくても、実力を発揮できない原因になります。もっとも、大事な時に単純ミスをするかどうかまで含めて実力だという見方もあります。


大きな試験の時には、やはり普段とは違った精神状態にあります。プレッシャー、緊張感、あがり、などの影響で、いつもならあり得ないような単純ミスをしてしまうこともあります。


どれくらい平静を保てるかは人によってバラツキが大きく、すごく影響する人もいれば、ほとんど影響しない人もいます。なかには、適度な緊張感によって普段よりも良い成果を出せる人もいるでしょう。これは性格や自信の程度、結果に対する考え方、周囲からの期待などのファクターによっていろいろなのです。


試験でよい結果(たいていは合格すること)を出すためには、単純ミスを無くす試験対策をまじめに行うべきです。特に、いま現在の大学入試や高校入試の受験生は、必ず単純ミス対策を考えてみる必要があります。


単純ミスには、問題文や設問の読み間違えや、計算問題の計算ミス、解答欄の間違い(特にマークシートは要注意)、時間管理のミスなど、いろいろなものがあります。それらに関して、一通り対策を考えてみましょう。

 


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勉強の質を高める [勉強法]


勉強というと、勉強の時間すばかり気にしている人がいます。もちろん、勉強時間も大事ですが、その前に勉強の質に気を配るべきでしょう。同じ時間の勉強をしても、人によって効果はマチマチ。つまり、勉強の密度というものがあるのです。それは勉強の質と言ってよいでしょう。


勉強の質は何で決まるのか?


これはいろいろな要素が考えられます。


● 記憶方法が適切か
● 正しいタイミングに復習を行っているか
● 教材は適切か
● 集中して勉強しているか
● 無意味な作業をしていないか


この他にもいろいろあるでしょう。


適切な勉強をしている秀才と勉強の仕方がわからない人では、能率が10倍も違ったりします。自己流の勉強法を行っている人は要注意です。勉強時間を増やしても、10倍効率のよい勉強法を行っている人には差を広げられるばかりでしょう。


自分の勉強しつはどうなのか?
勉強の質を高めるにはどうしたらよいのか?


勉強時間以前に考えるべき事です。

 


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「きちんとわかっていない」を無くす [勉強法]


受験勉強に限らず、日常生活のいろいろな場面で、「わかっているつもり」が実は「わかっていない」という事がよくあります。どうも人間は、何となく全体像が把握できた段階で「わかった」つもりになってしまう事があるようです。


よく引き合いに出される例ですが、「薔薇」を「ばら」と読める人は大勢いるのに、「薔薇」という漢字を書ける人は少ししかいません。これは「薔薇」という漢字の全体的雰囲気を知っているだけで、細かい部分まで正確に理解・記憶している人が少ないことを示しています。


このような事が起こりやすいのは、話の上手な講師の授業を受けている時です。おもしろい例なども交えて説明してくれると、何となくわかった気になります。しかし、知識の全体的雰囲気がわかったにすぎないのかもしれません。


本当にわかったかどうかは、自分で同じ内容を説明していればチェックできます。すらすら説明できればOKですが、そうでない場合には復習して、理解と記憶に努めなければなりません。


「きちんとわかっていない」という状態を無くすには、まず、その事に気づかなければなりません。そのためには、自分の言葉で説明したり、関連する問題を解いたりすること(=アウトプット作業)が必要です。

 


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模試で問題点を解消する [勉強法]


受験勉強で模擬試験はたいへん重要な情報源となります。自分の問題点を教えてくれるからです。一生懸命に勉強しても、果たして自分がわかっているのかどうかは意外と把握できないものです。でも、模擬試験を受ければ、そうした問題点の一部は見えてきます。(模擬試験もあらゆる範囲をカバーしているわけではないので、1回の模擬試験で全ての問題点を明らかにするのは難しいですが。)


模擬試験を受けると、合否判定や順位などの結果が気になります。それは当然の事ですが、自分の問題点を認識するのはもっと大事なことです。


例えば、計算ミスが多いという問題点が見えたら、ミスしにくい計算方法や、計算結果のチェック方法などを検討し、それを実践するべきです。そうすれば、問題点が1つ減りますね。


解答時間が足らずに時間切れになることが多いという問題点があるなら、解答作業をスピードアップする方法を考えるべきです。速読法を身につけて問題文を読むスピードを上げるのも有効ですし、選択式の問題なら選択肢を見てから問題文を読む解答方法も検討の価値があります。


いずれにしても、模擬試験の結果を利用して自分の問題点を把握しましょう。そして、それを確実に解消するように対策を行いましょう。

 


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速読の効用 [勉強法]


速読には、勉強に役立つ様々な効用があることに気づいていますか?


直ぐにわかるのは、長い文章を短時間で読めること。これは、速読の定義“そのまんま”ですね。でも、よく考えると、これだけでもすごいことだと思います。


たとえば、試験問題にはよく長文がでますよね。大学入試なら国語の長文読解があります。これは設問の題材が長いということですが、設問自体の文章量が多い試験もたくさんあります。資格試験にはそういったものが多いのではないでしょうか。


長文読解を含めて文章量の多い試験(=大半の試験)は、速読できると非常に有利です。制限時間全体から文章を読む時間を引いたものが、純粋に考える時間になるからです。この効果が大きいせいか、単に速読法をマスターしただけで偏差値が10以上もアップするケースがけっこうあるのだそうです。


速読の別の効用として、復習の回数を増やせるということがあります。たとえば参考書を読んで復習するとすれば、読む時間を短縮できるので当たり前ですね。復習を多くできるということは、しっかり記憶できるということです。


さらに、脳に負荷をかけるため、脳が活性化される効果も期待できます。ただ、これは個人差が大きいように思います。この効果をメインに期待しない方が良いかもしれません。

 


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復習回数で稼ぐ勉強法 [勉強法]


一定の期間内(時間内)に何回か復習することを考えると、1回の復習に時間をかけて行うやり方と、1回の復習は短時間ですませ、復習の回数を多くするやり方があります。


全く身につかないほど1回の復習を短時間で済ませるのは意味がありませんが、そうかといって必要以上に時間をかけても全体の効率が落ちるだけです。そこで一般的には、復習効果を保ちつつ、できるだけ1回の復習時間を短縮して復習の回数を多くするのが最も効果的だと考えられます。


つまり、復習の回転数を上げるというアプローチです。


このアプローチの良いところは、毎回の復習において、十分マスターできたところは省けることです。復習を重ねるごとに、復習する内容がどんどん減っていきます。1回の復習に要する時間もどんどん短くなっていきます。


自然と、本当に復習が必要なところだけ時間をかけて勉強することになるわけです。


さらに、1回の復習時間を短くするために速読法を利用するのも効果的です。


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苦手を無くすのが合格への近道 [勉強法]


受験勉強では、苦手なところや苦手な問題形式を無くすのが合格への近道です。苦手なものがあると、どうしても試験結果のバラツキが大きくなります。そのため、確実に合格するという事ができないのです。


よく出題されるテーマや問題の形式で苦手なものがある場合には、計画的に攻略しなければなりません。その際に有効なのが、短期集中で攻略するということです。ある期間、集中的に勉強することで、たいていの苦手は克服できるものです。


トータルで同じ時間の勉強を行っても、時間的に分散して勉強したのでは同様な効果が得られません。時間的に間が空いてしまうと、思い出すのに時間がかかるため、効率が悪いからです。


同様な事は、勉強以外でもよくあります。例えば、1シーズンに1回しかスキーに行かないと、何年やっても上達しませんよね。


受験勉強の苦手克服は短期集中でやるようにしましょう。


 


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記憶時間短縮のための記憶術 [勉強法]


効果的な勉強を行うには、勉強の各作業時間を短縮することが重要です。
そして、そのために使えるツールやテクニックは、
積極的に取り入れていくべきでしょう。


その意味で、ぜひとも時間短縮を図りたいのが記憶作業です。
記憶作業は勉強に占めるウェイトが大きいことと、
ある程度の記憶作業が進んでからでないと、
実戦レベルの試験勉強を行えないからです。


試験勉強には、知識のインプットをメインに行なう時期と、
その後に頭の中にある知識を応用できるようにする時期があります。
このうち、後者は時間と手間がかかり、個人差も大きいのです。


だから、前半の「知識のインプット」をできるだけ短時間で終らせ、
後半の「応用力養成」に時間を使いたいわけです。


そこで、前半のインプットの記憶作業に記憶術を使うのが有効です。
記憶術で時間を浮かせ、後半の「応用力養成」の時間を確保するわけです。


記憶術はいろいろなものがあります。
自分が「これだ!」と思えるものを探してみましょう。
個人的には、LIFEVISION記憶術がお勧めです。


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過去問の取り組み方 [勉強法]


試験を受けるとき、
過去問をやらないで試験に臨む人はほとんどいないでしょう。


過去問は実際に出題された問題であるため、
問題の傾向やレベルを最も正確に把握できるものです。


従って、必ずやっておく必要があるのですが、
1度やって終わりという人がけっこう多いんですね。


勉強のスケジュール上、
1回しかやる時間が取れない場合もあるでしょう。


しかし、できなかった問題はスムーズに解けるようになるまで、
繰り返し解いて復習するべきです。


また、最初に解く時に、難易度やテーマ的に復習の必要があるかを、
記号や印で記録しておく事をお勧めします。
復習を行うときにたいへん役に立ちます。


例えば、時間が足らなくなったら、
最も復習の必要な問題のみを選んで解けばよいですね。


過去問によっては、テーマ別に分かれていたり、
難易度が既に記されているものもあります。
それを参考に解く順番を決めるのも効果的です。


 


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