卵が先か鶏が先か - 理解と知識 [勉強法]
理解と知識の関係は、「卵が先か鶏が先か」的な面があります。
理解するためには予備知識が必要です。予備知識が十分でないと、理解することができません。
勉強で理解できないと、往々にして丸暗記してしまいます。しかし、そのような記憶はすぐに失われてしまいます。
よく暗記科目と呼ばれるのが歴史ですね。でも、十分に理解しようとしないまま覚えようとするので“暗記科目”になってしまうのではないでしょうか。なぜ、その時代にその事件が起きたか?など、歴史にも理解すべきことはたくさんあります。
一方で、知識を増やすためには記憶しなければならず、しっかり記憶するためには理解することが不可欠です。これは、歴史の例でも明らかです。
私自身、学生時代に歴史は暗記科目だと思って勉強していました。十分に理屈を理解していなかったので、いまや忘れてしまった事が多いのですが、数学は違います。しっかり理解したので、高校程度の数学なら今でも使えます。
このように、理解には知識が必要であり、知識を増やすには理解が必要なんですね。
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